【読書メモ vol2 早稲田を出てもバカはバカ】

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早稲田に通う友人の勧めで読んでみた。

本書は大学時代を除き、幼少期から社会人までほとんどをブラックな環境(家族、会社)で過ごしてきた著者の自伝及び人生論。

 

自分では到底耐えられないような話も、言い方は悪いが、他人事として読む分には面白い。

 

著者はどんなに辛く苦しい過去も、経験やスキルとして現在に活かし、プラスの意味づけをしている所が本当に素晴らしいと感じた。

 

恵まれた環境にいる事を自覚せず、のんびり生きる人間は、毎日を必死に生きる人間には敵わない。

 

なぜなら極限まで追い込まれれば、考える前に行動せざるを得ず、行動した数だけ気付きが得られるから。

 

そういう意味では、ある意味前者より恵まれているかもしれない。

 

前者の僕にとっては、終始身が引き締まる思いがした。